日頃の備えと過去の教訓

芳賀さんは、気仙沼向洋高校の元教員で退職されるまで17年間教員として同校に勤められました。
在職時は生徒指導部長として災害時にはマニュアルにそって点呼をとり、避難誘導を行う立場だったそうです。
語り部をするにあたり、防災士の資格を取得され、付近の震災遺構を見て勉強されたそうです。九死に一生を得たものとして、今回の震災をしっかりと孫たちの世代にも伝えていきたいとの思いで、語り部を行っているそうです。
公助は三日間期待できない。自助が大事となってくる。普段から自助に取り組むことが重要となる。と言っておりました。
今回の気仙沼向洋高校に津波の犠牲者が出なかった要因として、先生・生徒たちがその時の状況や情報をもとに、即座に行動したことがあげられます。
日頃の備えと過去の教訓を生かし、今起きている状況を捉えて次ぎへの行動に移すことが大事だと感じました。

インタビューした人:
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 語り部ガイド 芳賀一郎さん
この記事を書いた人 :50代 男性 M・I


TOHOKU VOICE

相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト

2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。

※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。