日頃の備えと過去の教訓

芳賀さんは、気仙沼向洋高校の元教員で退職されるまで17年間教員として同校に勤められました。
在職時は生徒指導部長として災害時にはマニュアルにそって点呼をとり、避難誘導を行う立場だったそうです。
語り部をするにあたり、防災士の資格を取得され、付近の震災遺構を見て勉強されたそうです。九死に一生を得たものとして、今回の震災をしっかりと孫たちの世代にも伝えていきたいとの思いで、語り部を行っているそうです。
公助は三日間期待できない。自助が大事となってくる。普段から自助に取り組むことが重要となる。と言っておりました。
今回の気仙沼向洋高校に津波の犠牲者が出なかった要因として、先生・生徒たちがその時の状況や情報をもとに、即座に行動したことがあげられます。
日頃の備えと過去の教訓を生かし、今起きている状況を捉えて次ぎへの行動に移すことが大事だと感じました。