
まず戸倉小学校の跡地を見ました。
震災の日、校長先生は高台への避難を早々に決定し、全児童を高台の神社、そしてその奥まで避難させたことで、難を逃れました。
つぎに高台にある戸倉中学校を見させて頂きました。高台にあるこの戸倉中学校にも津波が襲来したと聞いた時は、かなり驚きました。しかもその津波は海とは逆の山側からも一気に流れ込んできた結果、児童1名、教師2名が犠牲となってしまったとのことです。高台に位置している学校に、山側からも津波が押し寄せて来るのは、想定外だったと思います。
海に近い戸倉小学校、高台にある戸倉中学校。結果として犠牲者が出たのは高台にある戸倉中学校でした。
戸倉小学校は海に近いことで、津波について防災意識が高まった結果、全員が助かったのかもしれません。
自分が今いる場所が必ずしも安全ではないと考え、常日頃から防災意識を高く持ち、考えて行動していくことが大切だと改めて思いました。

- インタビューした人:
- ホテル観洋 語り部バス 伊藤さん
- この記事を書いた人 :30代 男性 D・M
この度、南三陸ホテル観洋では、震災を風化させない為に、スタッフが町をバスで案内する『語り部バス』を運行することに致しました。大人(中学生以上) 500円 子供(小学生以下) 250円 ※0歳~1歳まで無料 ※団体様は別途ご相談を承ります。
TOHOKU VOICE
相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト
2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。
※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。