このような悲劇が起こらないように

幼稚園は高台で地震発生時はまだ園児は全員幼稚園にいて、津波の警報が出ている中に幼稚園バスで海の方に園児を乗せて帰宅させようとしたそうです。
途中に普段立ち寄らない、門脇小学校に立ち寄った際に幼稚園教員2名がそこで追いつきましたが、園児を連れ戻すことはなかったそうです。
その後小学校から幼稚園に戻る途中に津波と火災に巻き込まれ命を落としました。なぜ連れて戻さなかったのかなど、疑問でしかありませんでした。
バスを運転していた運転手は自力で助かり幼稚園に戻ったものの、園児の事を伝えず又、園長はじめ先生たちも園児達の居場所を聞くこともなく、救助活動も行われなかったと聞きました。被災場所で夜中10時頃まで「助けてー助けてー」の声が聞こえていたと近所の方が聞いたみたいです。津波が来てから10時間後に被災場所付近に火災が発生し、園児達は亡くなってしまいました。
お話を聞いた後は園児達は天災によって命をなくしたのか、人災によって命をなくしたのかを深く考えさせられました。