百聞は一見に如かず

東日本大震災時の津波により約7万本あった防潮林の松の木々が1本を残して壊滅してしまったとの事でした。
私の通勤路である神奈川県の国道134号線沿いにも、防砂林としてですが、大磯から藤沢まで松林が続いています。単純に比較はできませんが、台風の日など海風を防いでくれている松の木が根こそぎ流されてしまうと考えると津波の威力は凄まじいものだと思いました。
防潮林を再生するにあたり、震災前に地元の方が拾い集めていた松ぼっくりの種子から苗木を育て、寄贈されたものと一緒に植樹されているとの事です。
百聞は一見に如かずで、実際に東北の震災遺構を訪れ、自分の目で震災の爪痕を見て、語り部の方々の声を聴けたのは非常に良い体験となりました。