想定外への準備を

30年位前に宮城沖地震があり、その規模の地震が10年以内に99%来ると言われていて、気仙沼市の各会社や学校関係など多くのところで一生懸命避難訓練をしていたそうです。
日頃からいつ起こるかわからない災害に備えて、訓練や話し合いなどして対策を講じていた事に対して気仙沼市全体でとても高い防災意識があったと感じました。
その結果、過去にあった事例を反映して対策をしたおかげで助かった命が多くあると思います。
一方で1000年に一度という災害に見舞われて想定外の事が起きたのもまた事実です。
小野寺さんは「天災を防ぐことはできない。」とおっしゃっていました。

普段から想定外の事が起きることを考えながら準備をし、実際に起きた時、迅速に行動できるように備えていかなければならないと感じた。そうした行動が自分の命を守り、また他の命を守って行けると思いました。

インタビューした人:
旅館海光館 小野寺様
この記事を書いた人 :20代 男性 M・M


TOHOKU VOICE

相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト

2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。

※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。