災害への備え

民宿旅館沖見屋は、気仙沼市岩井崎のすぐそばにあり、震災によって全壊したが、同じ場所で2013年に再建された。
この民宿がある気仙沼市岩井崎地区も地震が発生した約40分後に約6mの津波に襲われ、約90%の住居が津波によって流されました。
民宿からすぐ近くの琴平神社が避難場所になっており、ここは地盤が固く、高台となっているため、幸いにもこの岩井崎地区からの震災による犠牲者はいませんでした。
ただ隣の集落は引き波によって避難所ごと津波によって流され、広い範囲で多くの犠牲者がでました。
避難所生活で最初に困ったことは電気が遮断されている中、灯りがなく大変でした。
ソーラーのライトを集めて使用し生活しました。
水も流れないので、トイレ袋も溜まり、臭いや片付けも大変で、トイレットペーパーも全然足りなかったです。
個人でもソーラーのライトとトイレ袋・トイレットペーパーは必需品。

インタビューした人:
民宿旅館沖見屋 畠山さん
この記事を書いた人 :40代 男性 F・S


TOHOKU VOICE

相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト

2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。

※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。