津波てんでんこ

てんでんことは「それぞれに」「各自で」という意味の方言だそうです。
三陸海岸には津波が来たら、周りを気にせず、てんでばらばらに、それぞれで逃げなさいという教えがあるとの事で「とにかく命を守る」強い意志を感じました。
東日本大震災では、すぐに逃げない人が4割いたそうです。その理由として「家族を探しに行ったり、迎えに行ったりしたから」などの理由があげられました。
確かに大きな地震があった時、「家族は大丈夫だろうか?」逃げるより先に頭によぎります。家族を守ることは当たり前のことだと思うのですが、自宅に戻ったり、迎えに行ったり、その遅れで自分の命を落としては元も子もありません。
先ずは自分の命を守り、身の安全を確保してから家族を守るべきだと思いました。
きっと、お互いに身を案じているのだから。

インタビューした人:
    
この記事を書いた人 :40代 女性 S・I


TOHOKU VOICE

相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト

2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。

※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。