何を備蓄したら良いか、ではなく、どうしたら命を守れるか

⽯巻みらいサポートの学習プログラムで非常食に対するお話を聞いたのが印象的だった。
(以下藤間さん談)⾮常⾷は助かってから必要となるもの。被災者に話を聞くと、当時は興奮でそれほどお腹はすかなかったという声もあるくらいです。『ローリングストックとかテレビで⾔ってるけど、1⽇3⾷計算?え、この⼈達、あの異常な被災状況の中、1⽇3⾷きっちりお腹いっぱい⾷べる気でいるの?昼間は⼈を必死に探して、夜はヘトヘト。⾷べようとは思わなかったよ。』というのがリアルな現地の声です。だから私たちは『非常食を買ったからには、ちゃんと⽣き抜いて食べましょうね!』って⾔ってます。

何を備蓄したら良いか、ではなく、どうしたら命を守れるか。なのだと、改めて思う。