⽯巻みらいサポートの学習プログラムで非常食に対するお話を聞いたのが印象的だった。
(以下藤間さん談)⾮常⾷は助かってから必要となるもの。被災者に話を聞くと、当時は興奮でそれほどお腹はすかなかったという声もあるくらいです。『ローリングストックとかテレビで⾔ってるけど、1⽇3⾷計算?え、この⼈達、あの異常な被災状況の中、1⽇3⾷きっちりお腹いっぱい⾷べる気でいるの?昼間は⼈を必死に探して、夜はヘトヘト。⾷べようとは思わなかったよ。』というのがリアルな現地の声です。だから私たちは『非常食を買ったからには、ちゃんと⽣き抜いて食べましょうね!』って⾔ってます。
何を備蓄したら良いか、ではなく、どうしたら命を守れるか。なのだと、改めて思う。
- インタビューした人:
- 公益社団法人3.11みらいサポートの行う、『石巻みらいサポート学習プログラム』の中で。藤間さん談
- この記事を書いた人 :40代 男性 M・K
3.11みらいサポートは、2011年3月11日の東日本大震災発生後に発足した「NPO・NGO連絡会」の事務局機能からスタートし、2011年5月13日に前身となる「石巻災害復興支援協議会」として設立されました。3.11みらいサポートでは、東日本大震災について学びたい方に向けて、震災学習プログラムを行っております。
TOHOKU VOICE
相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト
2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。
※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。