日頃からの準備、想定、訓練の必要さ

菊田さんのガイドのもと、旧向洋高校内を見学させていただきました。
震災当時、北校舎は改修工事中の為生徒はおらず、工事関係者のみしかいなかったとのことですが、170名の生徒・教員27名が避難し、職員20名及び工事関係者25名は校舎内に残されたとのことでした。
45名が校舎で一晩過ごすこととなったそうですが、その日は小雪が舞う寒さだったそうです。北校舎最上階のカーペット敷だった両端の教室で分かれて過ごし、且つ各教室のカーテンを取り外し、未使用の生徒実習着を使いながら、寒さを凌いだそうです。
災害時にはどのような状況になるか分かりません。その場にあるものを活用できるような、臨機応変の対応・行動力が大切だと感じました。そこには日ごろからの準備、想定、訓練が必要だと改めて思いました。