想定外

南三陸町の旧防災対策庁舎は、当時の街の中心部にあり、すぐ南側には役場の本庁舎があったそうです。
発災後、防災対策庁舎2階の危機管理課に町災害対策本部が設置されました。津波襲来まで、防災無線では職員が繰り返し住民へ避難を呼びかけていたそうです。防災無線で避難を呼びかけていた職員の方は、津波に襲われ殉職されています。
「想定外」その一言で表すには余りにも大きな犠牲だったと思います。私たちは、その犠牲で得た教訓を後世に伝える取り組みをしなければならないと感じました。
私たちの業務においても、作業事故、交通事故を起こさない様に日々危険予知を行っていますが、危険予知活動の想定外が起こらないよう、一度立てた対策を別の角度で見直し、常に対策を考えて安全作業を行っていく事が大切であると感じました。