避難場所

気仙沼市では実際に津波の被害にあった建物の中に入り津波の破壊力と言うか、凄さを感じ、心が震えました。
緒方さんの話の中で近隣幼稚園の事が印象に残りました。
幼稚園では、避難場所が高校の屋上となっていたが現場での判断で少しでも高い場所へ避難する選択肢を取り園児は無事避難をすることが出来たそうです。
現地では、近隣と合同で避難訓練を頻繁に実施しており、高校の先生は避難する幼稚園の人たちの為に屋上のカギを開けてから近く高台にある神社に避難する内容でした。
高台までは、距離があり園児たちの足では大変と考えられていたそうなのですが、命を守るために先生達が協力し、高校生と同じ避難場所まで避難したそうです。
今考えられるもっとも高い所に逃げることが出来たのも先人の教えを守り、日々訓練を実施していたからだと思いました。

インタビューした人:
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 語り部ガイド 緒方幹男 さん
この記事を書いた人 :50代 男性 T・U


TOHOKU VOICE

相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト

2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。

※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。