現地の方々は「地震が起きたら高台へ」と、皆共通して語られていました。
それは、あのような体験があったからこそ。震災前は、古くからの言い伝えは有ったにせよ、実際には、高台へ向かった人とそうでなかった人とでは大きく人生が変わったことなど考えさせられました。重要なのは、有事の際は、マニュアルや統制という事も重要ですが、一人一人のとっさの判断が重要という事です。
女将さんは、「津波てんでんこだよ」と言っていました。津波が来たら早く逃げろ。決して油断せず逃げろ。という東北に伝わる言葉らしいです。これは津波だけではなく、様々な有事に当てはまる事だと思います。誰かの指示を鵜呑みにするのではなく、自分自身で考え、知識を得て、感性を磨く事が大切だと感じました。
- インタビューした人:
- 民宿さかやの女将さん
- この記事を書いた人 :50代 男性 T・Y
宮城県気仙沼市、唐桑半島大理石海岸の地に民宿さかやがございます。当民宿では唐桑ならではの自然や文化を感じるツアーをはじめ、たらこの醤油漬けにホヤ貝や牡蠣のオイル漬けといった三陸ならではの魚貝をふんだんに使った妥協しない美味しいお料理でおもてなしいたします。皆様のご予約をお得なプランでお待ちしております。
TOHOKU VOICE
相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト
2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。
※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。