現実と向き合う、また明日来るかもしれないものとして展示をし、被災をした我々達がみた被災地を色々な方に伝えたいとおっしゃっていて津波の記録を伝えていかなければという強い気持ちが伝わりました。
岡野さんは「被災者とは一体だれか」ともおっしゃっていました。
実際に津波などの震災の被害にあった人、遠くの家族が被災地にいた人、震災の出来事を話で聞いた人、テレビで津波のニュースを見た海外の人、被災者と一括りに出来ませんと言っていました。
自分は被災者ではないと他人ごとにならずに、自分自身の事と捉えて行動し備えて行くことが大事だと感じました。
- インタビューした人:
- リアス・アーク美術館 学芸員 岡野 志龍さん
- この記事を書いた人 :20代 女性 S・I
2011年3月11日から約2年間に亘る当館独自調査記録資料(被災現場写真203点・被災物155点)その他歴史資料等137点、資料総数約500点をご鑑賞いただけます。何を想い、何を伝えるために撮影した写真なのか、その意味を理解していただくために、被災現場写真には全て撮影者自らが執筆したレポートを添えて展示しています。
TOHOKU VOICE
相日防災 東北視察 全社員統一プロジェクト
2021年3月~2022年3月にかけて総勢130名の相日防災株式会社の社員が4~5名ほどのチームを組み、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)へ視察に赴きました。ここTOHOKU VOICE(トーホクボイス)では、その視察で聞いた生の声や、それぞれが感じたことをレポートにしたものを抜粋して、一言ずつご紹介しています。
●現地の声を、極力そのまま掲載しております。
●会話の一部を抜粋し、メッセージのように掲載しております。
※TOHOKU VOICE は、現地で聞いた生の声をそのまま掲載するよう心がけ編集されております。一部、内容を正確に伝えるための編集が加わっていることをご理解ください。(主語の補足、倒置法の修正等)
※また、現地の声を耳で聞いたものをメモやボイスレコーダーに記録し、それを元に文字を起こしていますので、言い間違い、聞き間違い等が含まれている可能性があります。