連日テレビで猛暑日って言ってるけど、猛暑日って35度以上のことだよね?
そうね、体温より暑い日が多いってことね。熱中症のリスクは高いわよね。
熱中症にならないために水分もとって、エアコンは常にかけて気を付けてるよ。
そうね。でもそれだけじゃ熱中症になるリスクがまだあるわ。
なんだろう?・・・あ!体調管理?
そう!体調管理をして、熱中症になりにくい からだ つくりが必要よ。
熱中症になりにくくなる「からだ」つくり
詳しく知ろう
- 暑熱順化とは?
- 暑さへの耐性は人それぞれ
熱中症になりにくくなる からだつくり
「暑熱順化」という言葉をご存知でしょうか。上手に汗をかくことができるように暑さに慣らし、熱中症になりにくくなるからだつくりのことです。
汗が出れば、体温上昇を防ぐことができるので、熱中症の予防につながります。暑い日が続くと、体が暑さに慣れて強くなります。これが暑熱順化です。この暑熱順化を事前に行うことで、熱中症になりにくいからだつくりができるのです。
暑熱順化は、やや暑い環境でややきついと感じる強度のトレーニングを毎日30分程度継続して汗をかくことで、開始数日後から2週間程度で獲得できるといわれています。熱中症は、暑くなり始めた5月頃から始まり、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多く発生していますので、5月には暑熱順化が完成するよう、暑さになれる体力作りを始めましょう。
トレーニングは3日間以上間を空けないようにし、トレーニングをするときの服装は、汗の蒸発を防げない服装にしましょう。なお、トレーニングでの発汗量は増加するので、より多くの水分を補給することを心掛けましょう。
暑さへの耐性は人それぞれ
暑さに強い人、弱い人、ひとそれぞれですね。
暑さに弱い人は熱中症にかかるリスクも大きいので、注意が必要です。
体の弱い人、肥満の人、熱中症にかかったことのある人なども注意しましょう。
もちろん、上記に当てはまらない人も体調によってリスクが大きくなります。
寝不足ではないか、過度のアルコールを摂取してないか、二日酔いではないか、朝食を食べたかどうか、風邪や熱などがないか、脱水状態ではないかなど、体調管理にも気を配りましょう。
熱中症は重症となると死にも至る恐ろしい症状です。環境省と気象庁が発表している「熱中症警戒アラート」などを確認して予防対策を取り、暑い夏を乗り切りましょう。
熱中症になりにくくなる「からだ」つくり
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